2017年10月1日日曜日

父の残した岩と母が残した楓


一昨年母が他界した後、かなり大きな昔風の母屋に

母と一緒に住んでいた息子一人が使っているような

形になっていて、母が自宅で急逝した事で離れに

住んでいる家人がその後一人では怖くて入れなくなって

しまっていました。


前回一時帰国した折に、取引先の建設業者に建替えの

計画ができるかどうかの打診をしておいたところ、何とか

実現できそうなところまできていました。


建物は建設後40年が経ち、このままでもあと10-20年は

住める程度ですが、息子一人で住むには大きすぎ、また

造りも古いため、改装するにしても少し難しい構造なので

この際、建て替えをして30-40年は住めるような建物に

出来るものかどうか検討を依頼していました。


自宅使用部分以外の敷地は賃貸アパートにすれば、あまり

手持ち資金を準備しなくても何とかできる計画なので

来年黒田総裁の任期がどうなるか、希望の党の今後の経済に

与える影響がどうなるか不透明な中、ある程度見通しの

立てられる今、決断をすることにしました。


建設予定の敷地内にどうしても残しておかなければならない

二つの遺品的なものがあり、それを避けるように建設用の

敷地を設定するのに時間を要しました。



亡き父が30年以上前に趣味で買った大きな石というか岩は

高さ1メートル以上もあり、場所を移動するにしてもチェーン

ブロックで時間をかけて作業をしないと移動できないもの

です。



もう一つは母が大事に育てていた楓で、毎年2回庭師に来てもらい

手入れをしているものです。


庭師によれば、木を小さくして移植すると枯れてしまうかも

しれないというもので、かなり厄介ですが、母の魂が入って

いると思うとなかなか伐採という訳にもいきません。


今後、これを如何に避けながら計画を進めるか、知恵を

絞りながら検討していこうというところまで来ています。




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