2018年5月20日日曜日

ネグロスオクシデンタルのバーで射殺された米国人は何故シライ市に行ったのか


ネグロスオクシデンタルの旅を始める前に、夏休みをとって

行く場所として選択したのですが、先週の火曜日に米国人(57才)が

バコロド空港のあるシライ市のバーでビールを執拗にねだられ、

40才の男と18才の甥に頭に銃弾を撃ち込まれて亡くなるという

悲惨な事件が発生しました。


ビールを奢らなかっただけで逆恨みを買い、銃弾を撃ち込まれる

という事が本当に発生したのです。


事件が起こったのは丁度バランガイ選挙日の翌日で、選挙日は

飲酒も銃の所持も禁止されていたはずです。


亡くなられた米国人はウィスコンシン在住で、シライ市出身の

ヴィッキーさんと結婚していたのですが、子供に恵まれず、

シライ市の孤児(5才、ジェレミアと名付けられました)の

養子縁組をするための正式な手続きの為にシライ市に滞在して

いたという事です(デイリースター)



(写真は犠牲になった米国人の姪がご本人の遺体を米国に移送する

為と5才のジェレミアの養子縁組の手続きを完了させるための資金

15,000米ドルの寄付を募るために設けられたキャンペーンサイトより)


5才のジェレミアは言葉の発達障害があり、亡くなった米国人の友達に

よれば言語障害の治療をする必要があると言っていたそうです。


私の旅の手配はこの事件の起こる約1週間前には済んでいたので、

偶然とは云え、この事件の詳細を知る事になりました。



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